【日誌】2006年は「mixi(ミクシィ)」全盛期。私の周りは皆ブログからmixiへ移行した
こんばんは!当サイト「田舎のSE屋さん」の管理人です。ご訪問ありがとうございます。
前回は、2005年当時のブログ界の思い出話をしました。極めて個人的なお話でしたけどね。
⇒【日誌】ブログの女王「眞鍋かをり」さんの影響でブログブーム到来。ブログを開始した2005年当時の思い出話。
今回はあれからしばらく時間が経過した2006年のネット関連の思い出話です。
1.2006年はmixi(ミクシィ)全盛期。mixiは仮想現実空間を作る
私が「mixi(ミクシィ)」を利用し始めたのは2005年末でした。当時ブログは書き続けていたもののネタ切れが多くなり更新頻度も下がっていた頃でした。
そんなとき友人から
「mixiやってみない?みんなやってるよ!」
と誘われて、どんなサービスなのかもよく分からないまま、「みんながやってる」という理由だけで始めてしまいました(^_^;)
mixiはブログの日記機能、コメント機能に加えて、「友人の紹介文を書く」、「足あとを残す」、「コミュニティが作れる」など、使用しているユーザー同士がブログ以上に親密になれるように設計されていました。
ただmixiには「実際にリアルで顔見知りじゃないとmixi上でも友達(マイミク)に加えない」という暗黙の了解があり、実際に私のマイミクは、学校の友人しかいませんでした。
そんなわけなので、mixiで日記や紹介文を書くと翌日
「○○さんの日記面白かったねぇ」
「紹介文ちょっと変えてくれないかな?」
といった会話が多かったですね。
リアルとネットが近すぎて、リアルの自分がmixiの世界に飛び込んだような感覚でした。
つまり、昼間はリアルの自分として友人と接する。夜はmixiの中の自分としてmixiの中の友人と接する。mixiの中では自分がアバターになったような感覚だったんですよね。mixiはまさに仮想現実空間のようでした。
※ネットもリアルの一部ですがここではあえて分けています。
この新サービスの面白さにより、私の周りは次々とブログからmixiへ移行していきました。そして私も・・・。2006年はまさにmixiの全盛期だったような気がします。
2.mixiの弱点
mixiに入って1年ほどすると徐々に日記を更新する人が減ってきました。紹介文とコミュニティに入ったらあとはひたすら日記を更新し、友人に見てもらうだけ。
凄く単調です・・・
飽きてきます・・・
もともと限られたグループ内で利用していたので、友人が日記更新を辞め、mixiを利用しなくなると、その分だけ日記を見てくれる人が減ります。見てくれる人がいなければ更新する気力がなくなります。
日記を更新しなくなる人が増えれば増えるほど、どんどんmixiを利用する人が減っていくんですね。
mixiの弱点はグループが親密すぎるがゆえに一度でもそれが崩れると再生することが難しいことにあるんですよね。そして、リアルを重視するmixiの性質上、新たなグループを見つけるのも難しいのです。
そんなわけで数年後、私のグループは誰も日記を更新することはなくなりました。勿論私も・・・
3.mixiは何故人気がなくなったのか?
今年のmixiは上場以来初の赤字に転落しました。
⇒ミクシィ、上場来初の赤字転落・4~6月期 「厳しい状況だが立ち止まらない」と朝倉社長
私なんかがその理由など分かるわけもありませんが、ブログユーザーの観点では下記のような理由が考えられます。
①情報公開の範囲
ブログ > mixi
mixiはmixiを利用している人にしか情報を公開できません。一方でブログはインターネット上の全ての人に情報公開ができて、インターネットユーザーなら誰でも閲覧できます。
②情報提供の手段
ブログ > mixi
ブログは画像、更には動画といったメディアを使用することができます。自分が伝えたいことをより自由な形で表現できるんですよね。mixiは動画が使えないなど制限があります。
2つしか上げませんでしたが、ブログの方が基本的に情報発信の自由度が高い傾向にあります。
また、mixiはSNSに分類されていて、同サービスにLINE、Twitter、Facebookなどのサービスがあり、ライバルが多すぎます。勝ち残るのは相当大変だと思います。
「不特定多数の人に情報を発信したい」という需要が多い今の時代では、その力が弱いmixiは選択されないサービスになり、人気が落ちてきたのだと思います。
あとがき
確かに今はmixiは人気があるサービスとはいえませんが、色々と楽しい機能もあるので、個人的にはまた復活してもらいたいと思っています(^-^)/
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