【外国為替】金利差と為替の関係について。豪ドルとニュージーランドドルを例にご紹介します!

2013年8月29日

この記事の所要時間: 157

こんばんは!当ブログ管理人のますかっと(@hayato_k0315)です!

今回は、豪ドル(AUD)とニュージーランドドル(NZD)を例にして「金利差」と「為替」の関係について考察してみました。

下記、AUD/NZDの為替レートと政策金利差についてグラフにしてみましたので、ご覧下さい。

【AUD/NZDの為替レートと政策金利差の関係】

audnzd 300x188 【外国為替】金利差と為替の関係について。豪ドルとニュージーランドドルを例にご紹介します!

 

 

 

 

 

左軸:政策金利差 右軸:AUD/NZDレート

AUDとNZDは、非常に高い相関関係があることで有名です。隣国でなおかつともに資源国通貨、そして両国間で貿易が盛んに行われていることが関係していると思われます。

⇒ 通貨ペア別相関係数

普段は非常に似通った動きをするのですが、両国の金利差が縮小したり拡大したりすると動きに変化があらわれます。

上のグラフでは政策金利差(AUD金利-NZD金利)が上昇すると、AUD/NZDも上昇しています。逆に金利差が低下するとAUD/NZDも下落しています。

外国為替は様々な条件で変動しますが、金利差の影響がいかに大きいかが分かると思います。

動きが似たような通貨の場合、金利差に着目すると今後の動きが読めるようになるので、金利のチェック(金利の予測)も細めに行うことをオススメします。

金利を予測するためには、インフレ率も把握が必要なので、まずはインフレ率を押さえる必要があります。

為替変動の予測手順としては、

各国のインフレ率を把握 → 金利を予測 → 金利が上昇しそうな通貨が値上がりするだろう(下落しそうな通貨が値下がりするだろう)

で行うのが良いと思います。

そのためにもインフレ率を把握するのはとても重要です。実はインフレ率は各国の中央銀行がおおよその予想を立ててくれるので、情報を見つけたら非常にラッキーです。中央銀行の予想なので的中率は高いです。

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