【ブラジル情報】インフレ率と政策金利の推移。インフレ率と金利に高い相関関係。

2013年8月29日

この記事の所要時間: 140

こんばんは!当ブログ管理人のますかっと(@hayato_k0315)です!

今回は、ブラジルの政策金利とIPCA(インフレ率)の推移をグラフにしてみました。

【ブラジル政策金利・IPCAの推移】

brlinticpa 300x188 【ブラジル情報】インフレ率と政策金利の推移。インフレ率と金利に高い相関関係。

 

 

 

 

 

参考 ⇒ Brazilian Geography and Statistics Institute

ブラジルだけに限りませんが、一般的にインフレ率と金利には相関関係があります。基本的に物価が上昇するとその上昇を抑えるために金利を上げることが多いのですが、ブラジルではそれが顕著に現れています。

去年の7月頃からIPCAが上昇してきている一方で、政策金利下がってきていたのですが、ここ3ヶ月ほど利下げが落ち着きました。1月にはレアル買いドル売りの為替介入もあったので、そろそろレアル高容認の時期に入ったのではないかと思っています(あくまでも個人的な勘ですよ)。

となると利下げよりは利上げの可能性が高くなってくるわけです。レアル系の投信を持っている方はブラジルの政策金利、インフレ率、対ドル、対円での為替レートをチェックしておきましょうね。

最近のレアル系の投信は、円安レアル高の影響もあってか軒並み上昇しています。レアルに投資する方法にはブラジル国債や投資信託、外貨預金などがありますが、個人的にいつでも解約可能な投資信託がお勧めです。

ただ、今回のレアル系投信の上昇は円安にも助けられていることも要因の一つなので、レアルだけでなく円の動きもよく観察する必要があるかなと思います。もし、レアル投信を買うのであれば、少しずつ買い増ししたほうが安全ですね(一気に購入するのは個人的にオススメしません。暴落した時に大きなダメージを受けます。)。

【参考】

⇒ USD/BRLチャート

⇒ BRL/JPYチャート