【ニュージーランド情報】政策金利とインフレ率の推移
この記事の所要時間: 約 1分23秒
こんばんは!当ブログ管理人のますかっと(@hayato_k0315)です!
今回は、ニュージーランドの政策金利とCPI(インフレ率)の推移をグラフにしてみました。
【ニュージーランド政策金利・CPIの推移】
左軸:政策金利 右軸:CPI
【参考】
CPI ⇒ Statistics New Zealand
政策金利 ⇒ 外為どっとコム
ブラジルやオーストラリア同様、インフレ率と政策金利におおよそ正の相関があります。インフレ率の上下するとそれにつれて政策金利も上下する傾向にあります。
上のグラフを見ると2010年10月頃からの数ヶ月間、物価が急上昇していますが、これは物品・サービス税の引き上げ(12.5%→15.0%)の影響による一時的なもので、基調インフレ率は2.5%を下回っているとの認識だそうです。
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は、インフレ・ターゲットを3.0%においていることから、これを上回る物価上昇があると利上げの確率が上がると思われます。
RBNZによると今年末にはCPIが2.0%に達するとの見通しを立てていることから、来年の利上げの可能性も考えておいたほうがいいと思います。今年いっぱいはどうなるか分からないですけどね。
ただ、世界景気が全体的に早いペースで回復しているので、個人的にはRBNZも今年中に利上げする可能性も考えています。
⇒ ロイター
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