【お役立ち情報】議事録発表を受けて英ポンドが急落!

2013年8月17日

この記事の所要時間: 352

こんばんは!当ブログ管理人のますかっと(@hayato_k0315)です。いつも訪問ありがとうございますm(_ _)m

本日から、1日の出来事で役に立ちそうな情報をシェアする企画を考えてみました。管理人がこれは「いいね!」と思ったものを積極的に情報発信していきます。たぶん金融関連やITサービス関連が多くなると思いますが(笑)

1.為替介入とNZドル急落

ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のウィーラー総裁は20日、財界会合で講演し、ニュージーランド(NZ)ドルは経済ファンダメンタルズに比べて著しく過大評価されているが、NZドルを押し下げる即効薬は存在しないと述べた。ただ、同中銀は必要なら為替市場に介入する用意があるとも語った。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MIIIM96JTSE901.html

やはり来ましたね。NZドルはこのところずっと上がってましたからね。円はもちろんのことドルやその他の通貨に対してもかなり上昇していました。

NZD/USDで現在0.8375となっています。このニュースが流れる前までは0.84台後半だったんですけどね。ニュースが流れた瞬間に0.84ちょうど位まで落ちました。

NZドルはやはりお偉いさん方も過大評価されていると感じているようですね。今日みたいに「為替介入やるぞ」みたいなニュースが出ると、若干上昇スピードが落ちるので、数日は急上昇はないかもしれませんね。

●ご参考

⇒ 1月の為替相場変動表

2.ユーロ相場

ドイツのメルケル首相は20日、ユーロ対ドル相場について、1.30─1.40ドルという水準は歴史的にみてノーマルと指摘した。さらに、政府は自国通貨の為替相場に積極的に影響を与えるような措置を講じるべきでない、との考えも示した。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE91J00720130220

おおよそEUR/USDは1.35を中心に1.20~1.50くらいまでのレンジで動いているなぁと思っていましたが、やはり1.35が中心と考えているんですね。こんな感じで発言力がある方が発信する情報は市場にも影響を与えるので、積極的に情報キャッチするといいと思います。

今回の場合、「相場が1.30や1.40に近づいたら警戒する」という対応がとれますね。

3.ポンド急落

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が20日発表した2月の金融政策委員会の議事録によると、資産買い入れ枠据え置きは6対3で決定していた。

キング総裁、フィッシャー委員、マイルズ委員の3人は、3750億ポンドの資産買い入れ枠を4000億ポンドに拡大することに賛成票を投じており、買い入れ枠拡大の可能性もあったことが示された。

議事録発表を受け、英国債先物は急伸、ポンドは8カ月ぶり安値に下落した。

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK061819920130220

ここのところポンドは、格下げの噂などでも下落してましたが、今日の議事録の結果では急落しましたね。あっという間にGBP/USDは1.540から1.5290まで急落です。今現在は1.530くらいです。

今回は、資産買い入れ枠の拡大に3人が賛成しているので、徐々に買い入れ圧力が強まっているような気がします。2012年6月時は、今回と似たような状況で翌月に買い入れ枠を拡大していました。来月拡大の可能性も出て来ましたね。もっともその分も今日のポンド相場の下落に織り込んでいるんでそうけどね。

※資産買い入れ枠 ⇒ 国債などを買う基金。中央銀行が債券を買うことで市中にお金(今回の場合ポンド)がより多く出回ります。これにより、お金の価値が下がるので今回ポンドが下がりました。

今回の情報共有はここまでです。少しでもお役に立てれば嬉しいです(^-^)